副業元年

働き方改革

第196回 通常国会の会期中だ。

今国会は働き方改革のガイドラインについても深掘りして議論する。

働き方改革と言えば、ここ最近だけでも様々な動きがあった。

その中心となっているのが、安部総理の私的諮問機関「働き方改革実現会議」である。

メンバーを見てみよう。

2018年1月時点で安部総理を初め厚労大臣などの政治家と民間の有識者で構成される。

民間の有識者にはフューチャーや、りそな、イトーヨーカ堂などが参加している。

 

フューチャー株式会社。

ITコンサルで名を挙げて今やAI活用やシステムインテグレーション分野でも活躍中の国内発IT屋の雄である。

金丸恭文さん率いるIT商社というイメージだがその金丸恭文さんの言葉が印象的だ。

 

「会社は個人のワークスタイルというか、個人に合わせるしかないんです。子どもが生まれて夜泣きをする。そしたら、夜泣きに会社が合わせるしかない。」

 

「会社が「現在」の延長線上に、社員の「未来」があると考えちゃいけないんです。」

 

高度経済成長から、いやそれ以前の寄生地主制から長らく続いた主従関係を越えたところに社員と企業のネクストフェーズが見えてくるのだろうと思う。

 


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