ネジチョコ

日本の製鐵の歴史はそのまま戦争の歴史である。

明治の時代に日清戦争の先勝費として清国からぶん獲ったお金で建設され、日露戦争で製鐵技術を向上させ、第一次大戦で大量生産の体制が整い、後の日本製鐵時代の礎を築いた、世界遺産、官営八幡製鐵所旧本事務所。

明治の製鐵黎明期に産業革新の土台となった街、北九州の洋菓子店で下記の記事のネジチョコが製作されているとのこと。

製鐵の街、北九州を代表するチョコなだけあって、その精密さから問い合わせは国内に留まらず海外からもしているそうな。

 近代日本の黎明期を支えた産業革新が今や平和の象徴であるお菓子となっているとは先人たちもさぞ満足されているだろう。

まだまだ真の平和には程遠い日本だが、殺伐とした毎日をチョコレートの甘さでくるんで生きていきたい。

 

 


実際に締まる「ネジチョコ」、注文殺到 米国でも販売へ:朝日新聞デジタル