仮想なんちゃらほど信用出来ない

仮想通貨騒乱

そんな呼び名が相応しい乱痴気騒ぎが年を跨いでここ3ヶ月くらい続いている。

ビットコインの超高騰、インターネットの雄IIJが仕掛けた国内仮想通貨・デジタル通貨の取引会社設立、そして今回のコインチェック騒動。

遡れば仮想通貨が眉唾物であった時代からようやく軌道に乗るかと思われた矢先に世間を騒がせたマウントゴックスのお粗末な事件 (と敢えて言わせてもらう) とビットコインの高騰で波に乗ろうとした矢先のコインチェックのこの事件。

貨幣経済に新たなブレイクスルーが誕生しようとすると何かと邪魔が入るのは最早お笑い芸人のお約束ごとのようだ。

どこかの誰かの陰謀かなんかか?

 

毎度のことながらインターネットというインフラを基盤とした新しいサービスが生まれ過渡期を迎える時にホントに大丈夫かいな?と思う。

「仮想」ホニャララなんていう御大層な謳い文句で様々なサービスが世の中に出ているけど小綺麗でハイセンスな横文字をズラズラと並べ上げたところで所詮は0と1の数字だけ。

もしも今日この時に世界中の電子機器が使えなくなったらと考えてみよう。

日本円でもアメリカドルでも中国元でもなんでもいいが、確かに手元に存在する貨幣と手元に存在しない仮想通貨ではどちらが役に立つだろう。

お金は有事の際にこそ威力を発揮する。

有事の際に役に立たない (であろう) お金は無価値だ。

 

正に騒乱。故にただの乱痴気騒ぎ。

 

 


ネム以外の仮想通貨にも被害か 警視庁捜査へ 金融庁、安全管理を要請 コインチェックは廃業も (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)