別に嫌われたっていいじゃない

最近はよくこの手の記事を目にすることが多くなってきた。

曰く

「これまで日本が一位だったのに中国に取って変わられた」

曰く

親日から親韓に移った」

曰く

「日本の凋落は著しい」

こういった記事を読むと多くの日本人は少なからずナショナリズムを刺激される。

問題は多くの人がその鬱憤のベクトルを間違えているということだと思う。

誰だって人には嫌われたくないし、誤解されたままでいることにストレスを感じるし、主張をしたくなる。

日本人の見栄っ張りさ (虚栄心や誇大妄想と言ってもいいくらい) は異常でその鬱憤の捌け口がひどく「内攻的」になるのだ。

相手に主張するのではなく、身内を攻撃したがるのだ。

それはとても非生産的だ。

 

 


世界で深まる「中国依存」親日国カンボジアでこんなことが起きている(阿古 智子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)