母として父として子として親として 代理母出産

代理母出産とはWikipedia曰く

 

「ある女性が別の人に子供を引き渡す目的で妊娠・出産することである」

 

らしい。

ふむふむ。言葉にすると直接的な表現も相まって「ん?」と思うような行為だなと。

著名人が行うとニュースバリューがあるのだろうかちょいちょい目にする耳にする言葉だなと。

世の中にはどうしても子供が欲しい人も居れば、いやいや子供はいらないと言う人も居れば、コウノトリのご機嫌に任せてという人も居る。

人の価値観なんて多種多様であってそこには是も非もないのだが、敢えてそこに声をあげて激励する人、非難する人が実に多いのだからニュースバリューがあるのだろうなと。

 

そもそも、代理母出産の問題点とはなんだろう。

敢えて他人様の価値観に非難の声を上げる人たちが拠り所としている根拠はなんだろう。

ちょっと調べてみたらなるほど「宗教、文化的見地からの問題点」や「家族関係に関する問題点」など感情的な観点での根拠から「契約上の問題点」や「法律的な問題点」など制度的な根拠から「妊娠、出産時のリスクの問題点」や「遺伝的見地からの問題」などまで幅広くあるんだな。

こうして問題点を挙げると確かに「代理母出産はいかがなものか」と声を上げる人たちの根拠も分からなくもない。

 

一方、敢えて他人様の価値観に激励の声を上げている人たちが拠り所としている根拠ってなんだろ。

今回の丸岡いずみさんの件を例にちょっと調べてみたらなるほど圧倒的多数 (全ての声を拾えた訳ではないので「と思われる」と付け加えておく) が女性からの激励コメントでその根拠は「経験則」との模様。

「私も同じ苦しみを味わいました」や「同じ子育てママとして頑張りましょう」や「同じ苦しみを味わっている人に少しでもお役に立てれば」などなど。

ふむふむ。心情的には理解出来る (つもりになっているだけかも知れないが) 。

 

この話は人間の尊厳に関わることで迂闊に是非は問えないとよくよく考えた末に自分なりの主張も意見も放棄してしまうけれど、敢えて他人様の価値観に私なりの意見を言わせて貰います。

 

いかなる状況においてもこの世に生を受けたその命はとても尊く、また素晴らしい。

どうか健やかな人生を。

 

 


“代理母出産”の丸岡いずみ、祝福コメントに涙 ロシアでの子育てに「右往左往」 - Ameba News [アメーバニュース]