自分の生きる世代は自分で作る

団塊世代、バブル世代、ロスジェネ、ゆとり、日本人は物事をカテゴライズするのが大好きだ。

星座、干支、出身地から血液型に至るまでそれらに紐付いた (統計学的に) 根拠不明の占いまで存在する。

今回の記事ではクロ現での内容をそのまま受けてそんなカテゴライズされた世の中堅層に言いたい放題なのだが、記事の是非はさておき、一生貧困という宿命を背負ってしまった「らしい」世代からすると迷惑千万な話だろう。

 

確かに生まれ育った時代の国際情勢や景気状況など因果関係はあるかもしれないが、そんなことにもめげずに懸命に働いている人間は多い。

そしてなにより、人の幸、不幸などは千差万別、十人十色なわけであって、貧困 (の定義すら怪しいが) であっても必ずしも不幸であるとは限らない。

 

時代に翻弄されつつも自分の置かれた状況に応じて臨機応変に生き抜くことが出来るか出来ないか。

その能力こそが大切なのであって、必ずしもロスジェネ世代がその能力が著しく劣っているということはない。

だから各世代、どんな人間も自信を持って、そしてきちんとした大人であるべきだ。

そして世代論などに惑わされずに自分で考え、行動して、自分の人生を生きるべきだ。

 

 


一生貧困の宿命「アラフォー・クライシス」を生んだ犯人は誰だ(秋山 輝之) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)